扁桃炎・口内炎の治療例

 28歳  女性   

職業 ホステス業

主訴  扁桃炎、口内炎もあり 痛むそうです。

扁桃腺が痛くなったのは昨日からですが、もともと、扁桃炎になりやすく、普段から喉の調子が悪いようです。口内炎は、風邪を引いたときに必ず発症し、実際に昨日から風邪を引いています。

その他の愁訴は、首・肩・背中の張り腰の重だるさがあります。

16歳の頃、右耳に中耳炎を発症。病院にて治療を行いましたが、耳鳴りが後遺症になっています。

17歳の頃には、紫斑病になり腎炎で2年程薬を服用していました。

19歳の頃、摂食障害で過食嘔吐を繰り返しており、死にたいと思うようになったそうです。心療内科に通院するようになり、抗鬱剤を服用していました。

22歳の頃になると、鬱症状が出始め、引きこもるようになります。23歳の時に、鬱病と診断されたそうです。

寒がりで、風邪を引きやすいそうです。腰が冷えると、直ぐに風邪を引いてしまいます。体を暖めるのを好み、1年の半分は腰にカイロを張っているそうです。

就寝が朝6時頃になり、起床は午後2時頃で、眠りが浅く、寝起きがとても悪い。体がだるくて起きれない。夢を見る事が多く、怖い夢を見る事が多いそうです。

食べ過ぎる事が多く、お腹一杯でもついつい食べてしまうとの事。お酒は、仕事上ほぼ毎日飲んでいます。

便通は、おなかが痛くなりやすく、下痢をしやすい。小水も回数が多く、1日10回以上だそうです。睡眠中にも2度3度行く事があります。

 

治療1回目

腎虚脾実の証として治療を始めました。

治療2回目

翌日に来院されました。首・肩・背中が軽くなったそうですが、それでも体がだるく、まだ扁桃炎と口内炎が痛むそうです。

治療3回目

扁桃炎の痛みは軽くなってきたが、まだ、口内炎が痛いそうです。しかし、睡眠中に、トイレで起きなくなったそうです。

治療4回目

扁桃炎が良くなり、喋りやすくなったそうです。しかし、口内炎は少し残っているようです。全体的に体の調子が良くなってきたように感じるとの事です。

治療5回目

扁桃炎・口内炎は共に治りましたが、耳鳴りが気になるようになったそうです。

治療6回目

扁桃炎・口内炎はなく、怖い夢を見る事もなくなったそうです。しかし、耳鳴りは少しあるそうです。

    北村はり院

         電話 0967-32-8597

         熊本県阿蘇郡小国町宮原1612-1

                       院長 : 北村 浩太郎

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